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事業概要

熱・流体解析分野

単相流解析技術

単相流とは、気体(気相)や液体(液相)などの1つの相の流れをシミュレーションする技術です。身近なところでは、エアコンを動かせば空気が流れますが、部屋の温度やエアコン設定温度によって流れ方は変わりますよね。その流れを計算でシミュレーションする事が出来ます。

混相流解析技術

混相流とは、単相流とは違い気体(気相),液体(液相),固体(固相)など二つ以上の相からなる流れをシミュレーションする技術です。それぞれの相が相互に作用を及ぼすために、より複雑なシミュレーションが可能となります。例えば金魚を入れた水槽に酸素を供給するために、ポンプで空気をプクプク送っていますよね。これが気液二相流(気体・液体の二相)の流れとなります。単相流に比べて複雑な計算となります。

火災シミュレーション

FDS(Fire Dynamics Simulator)では換気口などの強制的な流れを伴う空間内の火災流動や、人体モデルを用いた避難シミュレーションなど複雑なシミュレーションが可能です。

燃焼解析技術

燃焼を伴う解析では、単相流や混相流とは違い化学反応を伴った計算を行います。化学の授業で炭の燃焼 C+O2→CO2 を覚えているかもしれませんが、気体の成分と化学反応式を定義する事により、流れと化学反応を一緒にシミュレートします。実際の燃焼では多くの成分と化学反応式が定義され複雑に作用しあう為に流れ・成分の変化も複雑となり膨大な計算を必要とします。

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