採用情報

事業概要

燃焼解析技術

技術内容

燃焼現象は、空気と燃料の混合や燃焼反応を伴う複雑な乱流現象です。この燃焼現象を、数値流体力学(CFD:Computational Fluid Dynamics)によりシミュレーションするには、適切な解析モデルの作成、燃焼モデルの選択、最適な乱流モデルの選択、多くの各種解析パラメータ設定が必要であり、また現象を十分に理解していることが重要になります。
燃焼現象をCFDによって短時間で把握する事によりガスタービン燃焼器の破損の抑制や燃焼振動の抑制を考慮した設計に貢献しています。CFD解析技術は、日々進歩しており最新の技術を積極的に取り入れシミュレーション精度の向上に努めています。

適用技術

定常/非定常、圧縮性、乱流モデル、化学反応、オイラー混相流/ラグランジュ分散相

解析コード

ANSYS FLUENT、ANSYS CFX、CD-adapco STAR-CCM+、CD-adapco STAR-CD

適用分野

原動機機器、航空機、宇宙製品など

適用事例

ロケット(燃焼解析)

ロケット(燃焼解析)

解析例

(1)液体ロケットエンジン燃焼解析
液体ロケットエンジン高性能化および高信頼性を目的に、CFD技術を用いて 燃焼シミュレーションを実施しています。CFDにより推力を求めたり、ノズルスカートの保全の為の冷却構造最適化に貢献しています。

(2)超高温ガスタービンの要素技術の開発(国家プロジェクト)
高性能ガスタービンの開発において、燃焼温度の高温化に伴い窒素酸化物(NOx)が増加します。 NOx低減のために、正確な火炎形状の把握、時間変動の評価が必須であり、CFD技術を用いて短時間で高精度の燃焼場評価を実施しております。

このページのトップへ